初夏に入って森の様子

2015年7月1日

羅臼もだいぶ温かくなり、散策するのに丁度いい気候になってきたので、望郷の森まで散策に行ってきました。
一見すると花も終わっているようでしたが、よくよく足元を見るとエゾノクサイチゴやオオヤマフスマ、オククルマムグラなどが小さいながらも花を咲かせていました。

花だけでなく、少し歩くだけでウグイスやオオルリ、ヒガラ、アカゲラなどの鳥も観察できました。
アカゲラは縄張り争いの真っ最中だったらしく、散策路のすぐ近くでキョッキョッキョッと2羽で鳴いていました。
最初は近くで観察できると喜んでいたのですが、その鳴声はとても大きく(他の鳥の鳴声が聞こえなくなるほど)、すぐにその場を退散することに。
離れても暫くはアカゲラの縄張り争いの声は響いてきて、こんなに大きな鳴声がでるのかと驚かされました。

早朝の散策は色々な生き物と出会えるのでオススメです。

知床財団 小川