12月7日【熊越の滝巡視】自然情報

2012年12月8日

熊越の滝付近では、アカゲラ、コゲラなどのキツツキ類とシジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類が観察できました。
また熊越の滝下流にあるダム湖では、ホオオジロガモやスズガモなどのカモ類が観察できました。
よく観察するとホジロガモの中に混じり、ヒメハジロという珍しいカモも観察できました。羅臼町では初確認だそうです。

写真中央の頭が白いカモがヒメハジロのオスです。
ヒメハジロは日本に渡来するカモ類の中で最小のカモで、頭部の白と青紫の色彩が美しい鳥です。
ちなみにヒメハジロの左に写っている、頬の白いカモがホオジロガモのオスで、その後ろの2羽がホオジロガモのメスになります。

冬期は、鳥インフルエンザの監視強化期間です。今回の巡視では、野鳥の衰弱個体や死体個体は発見されなかったので一安心しています。
もし知床で鳥インフルエンザが発生した場合、知床に生息しているシマフクロウ、ワシ類などの希少な鳥類に影響が及んでしまう可能性があります。
そうならないためにも、今後も日々監視を強化して巡視を行っていきます。

<巡視で観察できた鳥類> [熊越の滝]カワガラス、ミソサザイ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラ
[下流ダム]ホオジロガモ(♂3羽、♀10羽)、カワアイサ(♀2)、スズガモ(♂1♀1)マガモ(♂1♀1)、ヒメハジロ(♂1)

環境省 菅原